<ポートタウン改造試案 (2009)>

 
   
プラン1(Ver1.02)
1.南港ポートタウン地区の学校統廃合による教育環境の活性化
2.南港ポートタウン地区の人口増へのリニューアル

南港ポートタウン(大阪市住之江区)は近年児童数の激減により、小学校の学級数が1学年に1つか2つしかないようになってしまっています。
学級人数も30人足らずが多いです。学級人数は現状でいいとしても学年のほとんどが単学級学年ではイベント時も盛り上りに欠け、日常でも活気が薄れ、クラス替えもできなくなってきています。

  参考:(平成25年5月1日現在)
南港光小学校は児童数233名(学級数9学級)、南港緑小学校は児童数152名(学級数6学級)、
南港桜小学校は児童数374名(学級数13学級)、南港渚小学校は児童数157名(学級数6学級)。
(学年によっては6年間クラス替えができない「11学級以下」の小学校を適正化(統合)の対象。)

もともと1キロ四方の街に4つの小学校は児童数がピークの頃を想定して配置されており、 2つずつの小学校はほとんど隣り合っており、これからの児童数が減少一方の時代には他の地区と比べて過密立地です
ある程度の規模の中での集団生活を通じての教育で社会性も身に付けられるものです。
よって、南港地区に4校ある小学校を南北各2校を統合し、規模の確保による教育環境の活性化を要望したいと考えます。
具体的には、地区の中学校、高校の配置から考えると

光小学校と桜小学校とを統合し南港北小学校(桜光小学校)
緑小学校と渚小学校とを統合し南港南小学校(渚緑小学校)
そして北小学校は現在の南港北中学校の施設へ移転
同じく南小学校は現在の南港南中学校の施設へ移転
よって中学校も南港北中学と南港南中学とを統合し南港中学校とし
ポートタウン地区中央にある、現在の咲洲(旧:住之江)高校の施設へ移転する

在学生数が少なくなり、例年入学希望者が少なく地元地区から浮いた存在であり
施設(教室、校庭、プールなど)の稼働率が低くなっている咲州高校には
(もともとは定員一学年500人規模だったが現在は百数十名)
府教委と調整を取り、廃校頂くか中高一貫校に移行する、もしくは南港東地区の港南造形高校へ移転統合。
中学校、高校への校舎施設のスライドしての利用により、通学距離の公平さと、もし生徒数が増えたときの校舎の収容余裕が確保できる

4つの旧小学校跡地は各種施設や新たな高層住宅に転用活用し、ポートタウン地区の人口増を促し、活性化を図る

市役所各部局にまたがることでしょうが、
順次実現していけば児童数とバランスの取れた学校配置となり、
活気ある教育環境となるでしょう
また地区全体の繁栄にもつながります、
街全体のリニューアルのモデルケースにもなれるのではないでしょうか
関係各位の皆様の御賛同、御助力をお願いします

  
追記
コスモスクエア地区にもマンションが建ち増えています
コスモ地区の児童、生徒はポートタウン地区に現在通学していますが
通学距離を考えるとコスモ地区内にも小学校をと言う声も上がってきそうです
その観点からも、ポートタウン内の過剰な校数を減らし
コスモ地区にも小学校を配置するとバランスがよくなります(低学年だけの分校とかでも)


続:追記
上記の改造案は教育環境の活性化や居住人口増のためのものであるのですが
稼働率25%以下になっている校舎の学校統廃合により
学校の維持費(水道代、電気代、補修費など)も大きく削減できる
(4つの児童数の少なくなった小学校のプールの水、
児童数が半分になったからってプールの水それぞれ半分にするわけにはいかない)
減らした学校用地の売却で大阪市の歳入にもなる

また校長や教頭のポストが減るという反対があるなら
当面は1学校の施設に2学校が併存するというかたちでもいいと思います